重源による狭山池改修の際に、石樋を作るために「お亀石古墳」付近から石を運んだという伝説があるので、現地へ行ってきました。
地図を頼りに歩いて探したのですが、特にそれらしい看板が見当たらず、見つけるのに苦労しました。
お亀石古墳の上部
お亀石古墳の正面
お亀石古墳の看板
看板の解説によると「方墳」だそうですが、石棺部分が既にむき出しになっていますし、周囲の地形にも手を加えられているらしく、原型はありませんでした。
上から見ると、石棺が亀の頭と甲羅に見えるので、「お亀石」の名には偽りなしかと。
ただ、結構な山の上にあるし、位置関係からして、ここから狭山池にまで古墳の石を運んだというのはちょっと信じがたいかと。
仮に、重源の狭山池改修の石樋に古墳の石が使用されたとするなら、個人的な推測ですが、羽曳野丘陵にあった別の古墳で、現在は完全に消滅しているということかと。
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